台湾再訪

台湾再訪@一人でネコ村

豊田村で何もしない苦痛の4時間を過ごした翌日(無事に脱出できた)、花蓮から台北へ戻った僕は、最終日の予定を思案していた。台湾の首都台北は見どころ満載である。世界一の高さを誇る台北101。ショッピングもたのしい西門町。中国歴代王朝の宝物が集う故…

台湾再訪@豊田駅

3年ぶり7回目の台湾で、僕は初心に返ることを決意し、台北到着後、すぐさま東部方面行きの電車へ乗り込み、7年ぶり4回目の花蓮訪問となったのである。 おなじみの日本語が話せるおばちゃんの宿に投宿した翌日、僕は日本時代の痕跡をたどるため、台東県に…

台湾再訪@何度目だ花蓮

台湾の東側は、日本でいう日本海側の風情がある。ようするに、さびれている。 その東側の中心都市が花蓮である。 かつて日本の移民が大勢訪れ、移民村が作られた花蓮の街には、独特の空気が漂っている。僕はその空気が大好きだった。 花蓮を訪れたときに必ず…

台湾再訪@一人で日本統治期の史跡巡り

台湾に日本統治時代の面影が随所に残っているというのは、この旅行記で何度も書いてきた。保安駅や飛虎将軍廟、豊田村や花蓮など、数々の遺構を訪れてきた。 そんな僕が今回注目するのが、桃園神社だ。台湾中心部から1時間ほど、桃園国際空港がある街に、台…

台湾再訪 一人でセントレア

社会人になって4年目の年末。今年は実に散々な一年だった。 初めての異動で山奥へとばされ、夏にはぎっくり腰を発症(2年ぶり3回目)し、どこにも旅へ出られなかった。 腰痛も癒えたことだし、1年の最後はパーッと台湾へ行くしかない。 ボーナスももらい懐…

台湾再訪 一人で台北101

完全に場違いなリゾート地、恒春から決死の思いで脱出した僕は、高雄から新幹線に乗り換え、台北へと帰還した。地獄からの生還。リゾート地に一人で行ってはいけないといういい教訓となった。やはり旅というのは日々勉強なのである。 さて、台北での宿を確保…

台湾再訪 一人でリゾート

「海角七号」という台湾映画がある。 日本統治時代の切ない恋模様を現代の若者たちとうまくリンクさせて描く感動作で、台湾ではタイタニックを超え歴代1位の興行収入を記録した大ヒット作だ。僕は日本での公開初日に、わざわざ名古屋まで出向き、風邪を押し…

台湾再訪 その1 原住民の村

多納村である。 台湾にリベンジを果たした1年後、見事社会人になった僕は、多納村を再訪していた。 屏東からバスで大津へ、大津からは客待ちのタクシー運転手にいわれるがままタクシーに乗車し、なんなく多納村へ到着だ。社会人になり、お金を手にすると、…